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メッシ 芸術FKで600得点到達 驚異のペース…1試合平均0・88得点

[ 2019年5月2日 17:38 ]

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦   バルセロナ3―0リバプール ( 2019年5月1日    スペイン・バルセロナ )

後半37分、直接FKを決めて喜ぶメッシ(AP)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は1日、準決勝第1戦の1試合が行われ、4季ぶり6度目の優勝を狙うバルセロナ(スペイン)がリバプール(イングランド)に3―0で先勝した。

 欧州CLで過去31戦無敗を誇るホームで劣勢の中、メッシが2ゴールとさすがの決定力を発揮した。1―0の後半30分に1点目。ドリブルからスルーパスで好機を演出し、FWスアレスのシュートがクロスバーにはね返ったこぼれ球をゴールに流し込んだ。さらに同37分に直接FKをゴール左上隅へ鮮やかに突き刺して2点目。3―0先勝に「素晴らしい結果だ」と誇ったが、後半はリバプールのプレスと球際の強さに苦しんで相手にボール保持で上回られており「テンポが速く、フィジカル重視の相手ペースだった。ポゼッションできない状況には慣れていないが、ベストを尽くすしかなかった」と苦戦したことを率直に振り返った。

 2点目が区切りのクラブ公式戦通算600点目となった。プロ15シーズン目、公式戦683試合目での到達で、1試合平均得点は0・88。4月に一歩先に同じく600点を達成したC・ロナウドは、プロ17シーズン、801試合、1試合平均得点は0・75。ライバルと比較しても、メッシの得点ペースは驚異的といえる。

 2014~15年以来の決勝進出へ大きく前進したが、7日のアウェー第2戦に向けてメッシは「まだ終わっていない。歴史があり、相手に重圧がかかる難しいピッチで戦うことになる」と気を引き締めた。

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2019年5月2日のニュース