エムバペ パリSGの“新象徴”になる!連覇ハット&残留宣言

[ 2019年4月23日 09:13 ]

フランス1部   パリSG3-1モナコ ( 2019年4月21日 )

モナコ戦でハットトリックを決め喜ぶパリSGのエムバペ(右)。ノートルダム寺院のデザインが描かれた特別ユニフォームを着て躍動した(AP)
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 フランス1部リーグで21日、パリ・サンジェルマン(SG)が2季連続8度目の優勝を決めた。同日に2位リールがDF昌子源(26)のトゥールーズと引き分けたため、ホームのモナコ戦を前に6試合を残して連覇決定。モナコ戦ではフランス代表FWキリアン・エムバペ(20)がハットトリックをマークし、注目される去就では残留することを明言した。

 弱冠20歳のエースがパリSGの連覇に花を添えた。開始前に優勝が決まったモナコ戦で、エムバペが古巣からの初得点を含む今季3度目のハットトリック。15日に大火災に見舞われたパリのノートルダム寺院のデザインが描かれた特別ユニホームを着て躍動した。
 前半15分に速攻から先制点。地元テレビによるとゴール前へダッシュした際に時速38キロを記録したという。同38分と後半10分には、いずれもアウベスのパスから得点を重ねリーグ得点ランク独走の30点目。地元メディアによると20歳での30点到達はリーグ最年少記録で、フランス人では90年のパパン(マルセイユ)以来、29年ぶりの快挙だ。

 試合直後には注目発言が飛び出した。地元テレビで「ここに残る」と残留を宣言。同郷のジダン監督が復帰したRマドリードが史上最高の移籍金2億8000万ユーロ(約353億円)で獲得に動くと3月に地元誌で報じられたが「ジズー(ジダンの愛称)が監督に戻ったのはレアルにとっていいこと。僕はファンとして試合を見るよ」と白い巨人への移籍は完全否定した。

 11年からカタール王族が実質オーナーを務める金満クラブは、昨季世界6位の5億4170万ユーロ(約683億円=監査法人デロイト調べ)というフランス1部では突出した予算規模を誇り、過去7季で6度リーグを制するなど無双状態。ネイマールら世界的スターを擁し、今季は開幕14連勝の欧州五大リーグ新記録を樹立した。

 一方で欧州CLでは3季連続で16強敗退。「もっと勝ち上がれると思っていた」と振り返ったエムバペを中心に来季こそは悲願を達成できるのか。C・ロナウド、メッシを継ぐ次世代スーパースター候補の本領が問われる。

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