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最下位低迷の鳥栖、17歳MF松岡大起が語る課題「誰よりも走ってハードワークして…」

[ 2019年4月15日 20:31 ]

川崎F戦の前半、シュートを外し悔しがる鳥栖MF松岡
Photo By スポニチ

 14日のホーム・川崎F戦に敗れ、最下位に転落したJ1鳥栖がトレーニングを行った。

 見学のサポーターも多く訪れ選手たちの動きを見守った。ケガから約1カ月ぶりに復帰したFWフェルナンド・トーレスも軽快な動きでミニゲームなどをこなした。

 17歳ながら先発出場で存在感を示しているMF松岡大起は、前日の試合を振り返り「前のほうで使われているのに結果が出ていないのが課題」と反省が口をついた。前日の対戦相手・川崎Fについては「ゲームをコントロールする力が強く感じた。選手達の蹴る・止める技術が上手ですごく差を感じた」と、チャンピオンチームの底力を実感した。

 トップチームでピッチに立つ自身のパフォーマンスについては納得いかない表情を浮かべる。「ユースでやれてることがトップでできない。出さないといけないのに思うようにいかず、苦しい」。毎試合、自分の課題が多く見つかるという。しかし、「誰よりも走ってハードワークして相手が怖がるくらいに気持ちを出して、負けないようにしたい」と、厳しいチーム状況の中、強い気持ちと意思を持って試合に臨んでいる。

 リーグ戦7試合で1得点と得点力が大きな課題となっているチームの次戦の相手は堅守の松本。ゴールを割るのは簡単ではないが「ここで得点できたらチームにとっていい力になる。まずはチームが勝ちきれるように全力でやりたい」。サポーターや支えてくれる人への感謝の気持ちに応えるためにも「今は勝つことが一番の恩返し」と力を込めた。

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2019年4月15日のニュース