千葉 江尻監督初陣は負傷者続出の末、今季初勝利ならず「勝ち点3はお金では買えない」 

[ 2019年3月24日 17:15 ]

明治安田生命J2第5節最終日   千葉1―1京都 ( 2019年3月24日    フクアリ )

 成績不振のため17日にフアン・エスナイデル前監督(46)を解任したJ2千葉は、江尻篤彦新監督(51)の初陣となった京都戦を1―1で引き分け。リーグ唯一の今季未勝利チームとなり、前節の21位から最下位の22位に転落した。

 4戦10失点の守備を改善するべく3バックを採用した江尻監督は、前体制下では1度もベンチ入りがなかった元日本代表FW佐藤寿を初めてサブへ。

 だが、先発出場した小島が前半14分に膝を痛めて同18分に交代を余儀なくされると、直後の前半21分に失点。後半に入ってからも7分に足を負傷したクレーベが1度ピッチに戻るも12分に再び倒れて13分に交代と“逆風”が吹き続け、佐藤寿を投入することはできなかった。

 それでも後半31分に新井のゴールで追いついた新生千葉だったが、アディショナルタイム突入後の53分には船山も足を負傷して担架で運ばれ、10人で試合終了。何とか引き分けに持ち込むのが精いっぱいだった。

 2009年7月にも成績不振で解任されたミラー監督(当時)の後任としてコーチから監督に昇格した江尻監督は10年ぶり2度目の初陣を終え「準備してきたことと、選手がひたむきに諦めずに戦ってくれたことが良かったかなと思います」と第一声。3バックについては「僕が(コーチとして)見て来て思ったことがあったんで、きょうはそういう形を取りました」と説明した。

 負傷者が続出し、予期せぬ交代カードを切らざるをえなかった初陣。だが、江尻監督は「一生懸命、皆が戦ってくれていることなので仕方がない」と言い訳は一切せず。

 「幸いにも我々はいい選手をそろえているので遜色なく戦えると思います」とし、今季初勝利に向け「もう少しの努力。対戦相手もみんな努力してますから、それ以上に我々がやれることっていうのは1つ1つの努力しかない。急に何かお金を払って買えるものじゃないので勝ち点3は。1つ1つ積み上げて小さいことをひたむきにやっていくだけです」と必死に前を向いた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「J1」特集記事

2019年3月24日のニュース