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チェルシー サッリ監督、解任か 試合後のコメント引き金 英地元紙が報道

[ 2019年3月19日 13:26 ]

チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督(AP)
Photo By AP

 チェルシーのイタリア人指揮官、マウリツィオ・サッリ監督(60)が近日中にも解任される可能性が高まったと、英地元紙デイリー・エクスプレスが報じた。0―2で敗れた18日のエバートン戦の結果を受け、ローマン・アブラモビッチ会長(52)が代表国際Aマッチウィークによる中断期間を利用し、今週にも指揮官の交代を決断する可能性があるという。

 同紙によれば、アブラモビッチ会長はサッリ監督のエバートン戦後のコメントが引き金になったと報じている。試合は前半を0―0で折り返したが、後半に2失点を喫して零敗。サッリ監督は「今シーズン最高の前半だったにも関わらず、後半は何が起こったのか私にも説明が付かない。後半はプレーを止めてしまった。不思議だ。おそらくメンタル面での問題だろう」と話していた。

 またこの試合では1月に獲得された元アルゼンチン代表FWイグアインがサポーターから大きなビーイングが浴びせかけられた。イグアインはサッリ監督がナポリの指揮官時代にも指導を受けており、いわば師弟関係。今回の獲得も指揮官の強い要望により実現したが、イグアインは期待に応えてられておらず、このことも会長が解任に踏み切る大きな要因となるのではないかと報じられている。

 チェルシーは今夏に日本ツアーの開催を既に発表。7月19日に日産スタジアムで開催される明治安田生命Jリーグワールドチェレンジ2019で、Jリーグ3連覇を目指している川崎Fと対戦することが内定しているが、来日時はもしかしたら新指揮官が就任している可能性もありそうだ。
 

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2019年3月19日のニュース