湘南　JFLから“3階級特進”DF小野田がJ1デビュー弾「イメージ通り」

明治安田生命J1第4節   湘南2―1仙台 （ 2019年3月17日    BMWス ）

　JFLのFC今治から今季、期限付きで加入のDF小野田将人（22）がJ1リーグ初出場でゴールを決め、仙台に2―1で快勝した。

　ルヴァン杯では2試合に出場、その実績を評価されていきなり左CBでスタメン出場した。「あまり緊張はしないタイプ」と言うとおりに、守備では無難なところを見せていたが、前半43分にドリブルで攻撃参加、左に展開してそのままゴール前に走りこみ、FW山崎凌吾（26）からのクロスをスライディングしながら決めた。

　「練習でやっていたとおり。イメージ通りだった。前半は自分のやるべきことをやれた」と振り返る。しかし、後半40分の失点は「自分のマークだったので。まだまだ甘いところがある」と、喜びも半減だ。

　大分・柳ケ浦高ではFWだっただけに攻撃には自信を持っている。今季JFLから3階級特進でJ1の湘南にレンタル移籍。「湘南に来て試合に出られるとは思っていなかった。実力的にもメンタル的にも」と言うほどだったが、いきなりのスタメンででっかい仕事をやってのけた。