J2栃木　アウェーで逆転勝ち、今季初勝利　田坂監督「みんなにお礼を言いたい」

明治安田生命J2第4節第1日   東京V2―3栃木 （ 2019年3月16日    味の素スタジアム ）

　J2栃木が逆転勝ちで今季初勝利を挙げた。後半27分にDF久富良輔（27）とFW大島康樹（22）を同時に投入し、システムも3―4―3から4バックに変更。この変更でリズムが変わった。32分に久富のクロスから大島が右足で同点ゴール。42分にはFW西谷和希（25）が左サイドから中に切れ込んで、決勝点を決めた。

　田坂和昭監督（47）は「選手が最後まであきらめずに、アウェーで勝ち点3を取れた。クラブに関わるみんなにお礼を言いたい」と感激。「試合前に結果にこだわらなければいけない試合が、リーグ戦でもサッカー人生でもあると、選手に言った。システムを変えたのはペナルティーエリア内で厚みを持たせたかったから」と、采配が的中してうれしそう。

　先制点のFW大崎淳矢（27）も「ボールがこぼれてきそうな気がした。まだビルドアップのところなどミスがあるが、勝ったから良かったが」とホッとした様子だった。