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W杯3度出場…39歳の元日本代表MF稲本がJ3相模原に完全移籍 36歳富沢も

[ 2019年1月23日 14:34 ]

昨季まで札幌でプレーしていた稲本
Photo By スポニチ

 J3相模原は23日、2018年シーズン限りで契約満了によりJ1札幌を退団した元日本代表MF稲本潤一(39)と、同じく契約満了によりJ2新潟を退団したDF富沢清太郎(36)の両選手がともに完全移籍で加入すると発表した。

 鹿児島県出身で大阪府堺市育ちの稲本は日本代表として02年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会と3大会連続でワールドカップ(W杯)に出場し、日韓大会では2ゴールを挙げてベスト16入りに貢献。所属クラブではアカデミー(育成部門)から育ったG大阪から01年にイングランドの名門アーセナルに移籍して以降、海外チームを渡り歩き、10年に川崎F入りしてJリーグに復帰。15年から札幌へ移籍し、モデルでタレントの妻・田中美保(36)とともに札幌へ移住していた。リーグ戦の通算成績はJ1が224試合19得点、J2が39試合1得点。18年シーズンはJ1で2試合0得点だった。

 稲本はクラブを通じて「SC相模原と契約できたことをとても光栄に思います。自分の経験や知識の全てをいかして、相模原の勝利に貢献していきたいと思います。年齢も上の方ですので、チームを引っ張っていけたらと思います。応援、よろしくお願いします」とコメントしている。

 神奈川県横浜市出身の富沢はアカデミーから育ったJ2東京Vで主将も務めたが、12年にJ1の横浜へ完全移籍。その後、J2千葉を経て17年に当時J1だった新潟へ移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が152試合10得点、J2が216試合9得点。18年シーズンはJ2で20試合0得点だった。

 富沢はクラブを通じて「生まれ育った神奈川でプレーできる事に喜びを感じています。私自身、このクラブが数多くの勝利を手にするために、最大限の努力をしていく所存です。また、あらゆる面でチームに貢献できるよう戦って参ります。どうぞよろしくお願い致します」と談話を発表している。

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2019年1月23日のニュース