“森保マジック”だ!追加招集2人が決めて最高の勝ち点3

[ 2019年1月18日 05:30 ]

アジア杯1次リーグF組   日本2―1ウズベキスタン ( 2019年1月17日    UAE・アルアイン )

<日本・ウズベキスタン>後半、選手にゲキを飛ばす森保監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 これが森保マジックなのか。第2戦のオマーン戦から先発10人を入れ替える大胆なターンオーバーを敢行。初戦に続いて先制を許したが、逆転の2発を決めたのはいずれも追加招集の2人。主力組を休ませながらも1位突破を果たし、最高の勝ち点3を手に入れた指揮官は「選手たちは総力戦でこの大会に臨んでいるということを結果で示してくれて良かった」と満足げに振り返った。

 決勝まで7戦。指揮官は「総力戦」と繰り返す。ウズベキスタン戦でも考え方はいたってシンプルだった。メンバーを代えても勝つこと。1位突破なら今後、決勝まで1戦ごと会場が変わり、約500キロもの移動が必要となる。2位突破ならほぼ移動なしと負担が軽減されたが、あえて順位を落とす発想などみじんもなかった。

 この勝ち点3は、日々強固さを増す選手との絆のたまものだ。第1、2戦ではいずれも交代枠を残した。指揮官は「全てにおいて私の判断」と言った。サブだったMF乾らから疑問の声も上がった。指揮官は個々に求めているもの、起用したい状況を真摯(しんし)に説明した。直接、話し合うことでむしろ新たなモチベーションに変えた。

 課題は、ぜい弱さを露呈した守備。0―0の前半40分だった。ハーフウエー付近から相手FWショムロドフに突破を許した。DF槙野は置き去りにされ、DF三浦の対応は簡単なフェイントにかわされた。思わず目を覆いたくなるような失点シーン。主将の吉田、若き冨安を欠いたDFラインは終始、安定感を欠いた。今後、立て直しが急務となる。

 92年広島大会では選手として優勝、監督としても優勝すれば史上初の快挙だ。「決勝トーナメントに向けてもこれまでやってきたとおり、最善の準備を尽くし、次の一戦にベストを尽くしていくことをやっていきたい」と指揮官。2大会ぶりのアジア王者奪還へ、着実に前進している。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「J1」特集記事

2019年1月18日のニュース