連覇狙う前橋育英が快勝　先制ゴールの室井「得点王を狙っている」

全国高校サッカー選手権２回戦   前橋育英２―０宇和島東 （ 2019年1月2日    浦和駒場スタジアム ）

＜前橋育英・宇和島東＞前半、前橋育英・室井（右）はゴールを決め笑顔を見せる（撮影・西尾　大助）
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　この大会連覇を狙う前橋育英が快勝した。

　前半１８分に右ＣＫから室井彗佑が先制ゴール。後半３３分には左サイドを森隼平が突破し、Ｕ―１８日本代表でＪ２松本入りが内定している榎本樹が右足で合わせて２点目を決めた。室井は「得点王を狙っている。シュートの意識を見てもらいたい。自信があるので」と得点量産に自信を見せる。榎本も「点を取れば調子も上がる。日本一の自信もある。昨年より攻撃力があるので爆発すれば」と、優勝へ自信を見せた。

　もっとも山田耕介監督は「良くなかった。あわててリズムが取れなかった。中盤で逆サイドへ展開することもなかった」と、厳しい表情。それでも「本来の力が発揮できるようにしたい」と、３回戦の尚志戦へ切り換えた。