【18年10大ニュース サッカー編】初戴冠、引退、W杯…大物選手がJに集結も

[ 2018年12月30日 09:00 ]

ルヴァン杯で優勝し歓喜する湘南イレブン
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 いろいろあった2018年も残りあとわずか。スポニチアネックスでもたくさんのニュースを取り上げました。スポーツ界でも感動のシーン、うれしいニュースがあれば、悲しい別れもありました。スポニチアネックス記者が独断で選んだ今年の10大ニュース、サッカー編です。

 【10位】「湘南、悲願のルヴァン杯初制覇 クラブ50周年飾るタイトルにチョウ監督男泣き」

 湘南がYBCルヴァン杯決勝で横浜に1―0で勝ち初優勝。クラブ創設50周年のメモリアルイヤーを平塚時代の1994年度天皇杯以来24年ぶりとなるタイトルで飾りました。東京五輪世代のU―21日本代表MF杉岡大暉(20)が左足で決めたスーパーミドルが決勝点。就任7年目で待望の初タイトルをつかんだチョウ・キジェ監督(49)は勝利の瞬間グラウンドに突っ伏して男泣き。「こんなところで泣いちゃいけないんですけど…」と話す姿にこちらも胸が熱くなりました。

 【9位】「“GM職の草分け”清水の久米副社長兼GMが死去 元V川崎GK藤川さんも56歳の若さで…」

 Jリーグ創設に貢献し、柏や清水の強化責任者や名古屋では社長も務めた久米一正氏が大腸がんのため11月23日に亡くなりました。副社長兼GMとして今年1月に清水へ復帰したばかり。まだ63歳の若さでした。11月15日にはV川崎(現J2東京V)でGKとして活躍し、末期の胃がんを公表して闘病中だった藤川孝幸さんが56歳の若さで死去。相次ぐ訃報にサッカー界が深い悲しみに包まれました。

 【8位】「清水―神戸戦で18分超のアディショナルタイム 兵働引退セレモニー台無しに」

 11月の清水―神戸戦は本当に後味の悪い試合になりました。激しい接触プレーで流血、負傷する選手が続出し、神戸には2人の退場者が出るなど大荒れ。4分が掲示された後半アディショナルタイムは18分を越え、清水GK六反勇治(31)が決めた同点ゴールは後半59分でした。神戸2人目の退場者となったFWウェリントン(30)は興奮して暴れたところをなだめに行った六反を投げ飛ばす暴挙に出るなど、子どもには見せたくない試合になりました。この試合は亡くなった清水・久米GMのため喪章を着用し、試合後には今季限りで引退する清水MF兵働昭弘(36)のセレモニーも。涙を流しながら久米GMへの感謝を述べた兵働にとっても、あまりに気の毒な試合になってしまいました。

 【7位】「J1もJ2も史上空前の大混戦 昇格&残留争いともに最終節までもつれる」

 今季のJリーグはとにかく最後までもつれにもつれました。J1では、5チームがJ1参入プレーオフに回る16位の可能性を残して最終節へ。前節13位だった磐田が後半アディショナルタイムにオウンゴールで失点して16位に転落。横浜、湘南、鳥栖、名古屋、磐田の5チームが勝ち点41で並び、得失点差で順位が決まる史上空前の大混戦でした。J2は4チームが優勝の可能性を残して最終節に。結局、松本と大分が前節から1位、2位をキープしてシーズンを終えました。

 【6位】「本田圭佑、現役を続けながら“カンボジア代表監督”に就任」

 今夏のW杯ロシア大会メンバーでもある元日本代表MF本田圭佑(32)がカンボジア代表チームの事実上の監督に就任しました。これまでも様々なニュースで世間を何度も驚かせてきた本田ですが、まさか現役のまま他国の代表監督とは…。

 【5位】「W杯4度のGK川口能活ら大物の引退相次ぐ」

 W杯に4度出場した元日本代表GK川口能活(43=J3相模原)がついに引退の時を迎えました。引退セレモニーでは、日本代表でしのぎを削ったGK楢崎正剛(42=名古屋)がサプライズ登場して花束贈呈という粋な演出も。2人の笑顔が印象的でした。元日本代表MF小笠原満男(39=鹿島)は12月27日に現役引退を発表。常勝軍団を象徴する主将が、丸21年の現役生活に終止符を打つ決断を下しました。浦和で長くプレーし、J2山形時代にはGKながらJ1昇格プレーオフ準決勝で決勝ゴールを決めたことでも知られる元日本代表GK山岸範宏(40=J3北九州)も引退。鹿島などで活躍した元日本代表DF岩政大樹(36)は最後の2年間を関東リーグでプレーし、今季限りでスパイクを脱ぐことになりました。鹿島、C大阪などでプレーした元日本代表FW田代有三(36)、浦和ひと筋17年のDF平川忠亮(39)、08年北京五輪で10番を背負ったMF梶山陽平(33=FC東京)、兄弟そろって広島のレジェンドだった“森崎ツインズ”の兄であるMF森崎和幸(37)も2年前の弟・浩司(37)に続いて引退。兄弟そろって広島ひと筋で終われるなんて幸せですね。それぞれに思い出があります。皆さん、本当にお疲れ様でした。

 【4位】「川崎Fが2連覇達成…首位独走だった広島が大失速で13差ひっくり返される」

 昨季、悲願のクラブ初タイトルを獲得した川崎F。一時は広島が勝ち点13差をつけ首位を独走するも終盤に失速し、最後は川崎Fが2位に勝ち点12差をつけて2連覇を達成しました。夏前までは半ば諦めムードだったスポニチアネックスの熱狂的な川崎Fサポーターは徐々にニヤニヤしだし、最後は満面笑み。一方、主力をどんどん他クラブに引き抜かれていくJ2徳島サポ記者の寂しげな背中が気の毒でなりませんでした。毎年あちこちへ応援に駆けつけていますが、来年は沖縄遠征にも行くのでしょうか。

 【3位】「鹿島、ACL初制覇で20冠目 クラブW杯ではレアルに無念の敗戦」

 これまで19ものタイトルを獲得してきた王者・鹿島もアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は念願の初タイトル。日本勢としては昨年の浦和に続く2連覇で、Jリーグの強さを見せつけました。

 【2位】「W杯開幕66日前にハリル解任、西野ジャパン16強躍進 ボール回しに物議も」

 前回のW杯後はアギーレ監督に続いてハリルホジッチ監督も解任と激動の4年間でした。W杯ロシア大会開幕まで66日というタイミングでの指揮官交代は賛否両論が噴出しましたが、技術委員長から急きょ就任した西野朗監督(63)のもと、2大会ぶりの16強入りしました。1次リーグ突破が懸かったポーランド戦では、0―1とリードされている状況ながら他会場でコロンビアがセネガルに勝つと信じて“他力勝負”に出てラスト10分間攻撃せずボール回しに終始。世界中で物議を醸しました。

 【1位】「イニエスタ、トーレスらJに大物選手続々集結…来季はビジャも」

 潤沢な資金を誇る神戸がバルセロナからMFアンドレス・イニエスタ(34)を獲得し、鳥栖にはFWフェルナンド・トーレス(34)が加入。超大物のJ参入に日本はもちろん、世界中をニュースが駆け巡りました。神戸には、バルセロナ時代にイニエスタと同僚だったFWダビド・ビジャ(36)も来季から加入予定。神戸の初タイトル獲得なるかにも注目されます。

 そして、番外編には「元なでしこJ丸山桂里奈、芸能界で大躍進!共演者への差し入れも話題呼ぶ」。2011年女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で世界の頂点に立ったなでしこジャパンのメンバーだった丸山桂里奈(35)がタレントに転向し、奔放な発言で一躍人気者に。独特なセンスのコメント付きで共演者に渡される駄菓子の差し入れも、お笑いタレントの有吉弘行(44)がツイッターに「丸山桂里奈の恒例の差し入れ。これはもう脅迫文に近い。。。」とつづるなど話題になりました。

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