鹿島、世界3位逃す 南米王者リバープレートに0―4大敗で終戦

[ 2018年12月23日 05:30 ]

サッカー クラブW杯最終日 3位決定戦 ( 2018年12月22日    アラブ首長国連邦アブダビ )

前半、先制点を許す鹿島(撮影・西尾 大助)
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 アジア王者の鹿島は3位決定戦で南米王者リバープレート(アルゼンチン)に0―4で敗れ、4位で終戦した。シュートが3度もクロスバーに嫌われるなど攻撃では精度を欠き、守備もアクシデントに泣いて15年準優勝の強豪に完敗。公式戦60試合目を白星で飾れず今季を締めくくった。

 完敗で終戦し、DF内田は感じた差を言葉にした。「南米の選手とやると、カウンターとゴール前の質が違う」。チャンスの数自体では大差はさほどなかったかもしれない。浮き彫りとなったのは、ゴール前の精度の差だった。「タラレバはないけど、前半で決まっていたら、もう少し締まっていたゲームになったかもしれない」と悔しげに振り返った。

 準決勝の惨敗から3日。クラブの誇りを取り戻す戦いのはずだった。勝敗を分けたのは精度の差。不運も重なった。前半6分の接触でGK権純泰(クォンスンテ)が右足を負傷。同23分にCKを得た場面で交代した。曽ケ端にとっても入ったばかりで難しいそのCKで失点した。

 攻撃は精度に泣いた。前半10分CKからの鄭スンヒョンのシュートは守護神にゴールライン数センチ手前でかき出された。前半44分の安西、後半39分の土居、同43分の永木、3人のシュートは全てクロスバーに嫌われた。終盤は後半31分に途中出場した小笠原が身ぶり手ぶり激しく指示を送ったが、反撃及ばず。先発を7人も代えてターンオーバーを敷いて臨んできた南米王者にも、牙は向けられなかった。

 ジーコ氏が今夏テクニカルディレクターとして戻った時、クラブはJ1でも苦戦。「エンブレムを確認しろ。君たちは鹿島アントラーズの選手なんだ」と誇りを取り戻すことから始まった。プライドを打ち砕かれたレアル戦後に大岩監督が投げかけたのも、その誇りの部分だった。

 ジーコ魂を誰より知る内田をはじめ「アントラーズを代表して試合に出るだけでも、しっかりとやらないとという気持ちになる」と、選手たちも原点に立ち返る心構えで臨んだ。それでも白星は遠く、世界4位で終戦した。

 ▼MF小笠原 初戦は勝ったけど、最後の2試合、情けない試合をしてしまって悔しい思いでいっぱい。心残りです。たくさん試合をしたけど、その中で勝っていくチームにならないといけない。

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