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鹿島・昌子、レアル倒す!タレント集団相手に2年前の雪辱へ

[ 2018年12月19日 05:30 ]

シェイク・ザイード・モスクを背に練習する鹿島・昌子(撮影・西尾 大助)
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 鹿島は19日(日本時間20日)、クラブW杯準決勝で欧州王者のレアル・マドリードと対戦する。2年前にも決勝で対戦したDF昌子源(26)は、キーマンに「全員」と答え、クラブでの“集大成”となるかもしれない今大会で、タイトル奪取のために必勝を誓った。

 聞かれる前に昌子は自ら切り出した。「キーマンは全員です」。世界が誇るタレントの宝庫。キーマンなど挙げたら切りがない。「やるしかない。勝ちにいく準備をして、決勝に行くという強い気持ちで臨みたい」と力を込めた。

 2年前、出場した決勝は延長戦の末に2―4で敗れた。「あの時はほんとに未熟だった。無我夢中で、俺とナオ(植田)でひたすら“目の前のやつをつぶそうぜ”みたいな話をしていた」と振り返る。だが、以後2年間でW杯など数多くの国際舞台を経験。今は2年前にはなかった落ち着きがある。

 大会前から口にしていた。「“レアルと再戦”“レアルにリベンジ”と思っている時点で僕らは絶対に優勝できない」。2年前の内容を「善戦」ではなく「4失点している」と捉え「レアルに負けたことより、優勝できんかった悔しさの方が大きかった」と言う。本当に欲しいものはただ一つ、タイトルだ。

 フランス1部トゥールーズからオファーが届いた。今大会が鹿島での「最後の大会になるかもしれない」可能性はある。これまで支えてきてくれた人々と「もう一度、ACLの時みたいに喜べたら」と願う。誰がキーマンだろうと関係ない。とにかく勝つだけだ。

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