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仙台、シュート精度欠き無得点 12度目も「埼スタ浦和」の壁

[ 2018年12月10日 05:30 ]

天皇杯決勝   仙台0―1浦和 ( 2018年12月9日    埼玉 )

浦和に破れて優勝を逃しぼう然とする仙台イレブン(撮影・白鳥 佳樹)
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 終了を告げる笛が鳴り響くと、仙台イレブンはピッチに突っ伏し、しばらく動けなかった。渡辺監督は「史上初めて決勝に進んだが、こういう形で終わってしまった。準決勝を突破した喜びより数万倍悔しい」と唇をかんだ。

 先制を許した後、チャンスはつくったが、ゴール前の精度を欠き得点につながらない。後半26分に決定的なヘディングシュートを左に外したMF野津田は「点を取り返す力がチームにも自分にもなかった」とうつむいた。

 埼玉スタジアムでの浦和戦は過去4分け7敗。12度目となった今回も壁は高かった。「天皇杯はメンバーをやりくりしながら戦ってきた。そういった意味では底上げにつながった」と指揮官。悔しさを糧に、成長を続けていく。

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2018年12月10日のニュース