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“調子乗り世代”FW平繁龍一がJ3群馬退団「力になれず申し訳ありませんでした」

[ 2018年12月9日 15:50 ]

 J3群馬は9日、契約満了に伴い、元U―20日本代表FW平繁龍一(30)と来季の契約を更新しないと発表した。

広島県出身の平繁は広島ユースから2007年にトップチームへ昇格。“調子乗り世代”と呼ばれたU―20日本代表としてDF内田篤人(鹿島)、MF香川真司(ドルトムント)らとともに同年のU―20ワールドカップ(W杯)カナダ大会に出場した。10年にJ2徳島、11年にJ2東京Vへの期限付き移籍を経験してから12年に広島へ復帰。13年からJ2群馬、15年からJ2熊本でプレー。17年途中にJ3富山へ期限付き移籍し、今季からJ3群馬へ4年ぶりに復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が32試合2得点、J2が177試合41得点、J3が17試合0得点。今季はJ3で4試合0得点だった。

 平繁はクラブを通じて「J2昇格の力になれず申し訳ありませんでした。一度ザスパを離れた僕を再び温かく迎えてくれたファン、サポーターの皆様にはとても感謝していますし、皆様の期待に応えられず今は虚しさと悔いしかありません」とコメント。今後に向け、「これからの事は自分に何ができるのか、家族のために何ができるのかを少し考えて、改めて皆様に御報告できたらと思います。1年間、ありがとうございました」と揺れる思いを明かした。

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2018年12月9日のニュース