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磐田 J1残留へ陣容整った!アダイウトンも出場OK

[ 2018年12月8日 05:30 ]

J1参入プレーオフ決定戦   磐田―東京V ( 2018年12月8日    ヤマハ )

長期離脱から復帰した磐田MFアダイウトン
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 来季J1の舞台を懸けた参入プレーオフ決定戦は8日、J1・16位の磐田とJ2・6位の東京Vがヤマハスタジアムで対戦する。引き分け以上で残留となる磐田は、ケガで戦列を離れていた昨季の主力が続々と復帰。総力を挙げてJ1の舞台を死守する。

 磐田はこの日完全非公開で調整し、運命の一戦へ準備を整えた。1日のリーグ最終節・川崎F戦は終了間際の失点でまさかの敗戦も、3月に右膝に全治6カ月の重傷を負ったMFアダイウトンがベンチ入り。出場機会はなかったが、助っ人は東京Vとの大一番に間に合ったもようだ。昨季はチーム2位の8得点を挙げたほか、鋭い推進力で攻撃の中心的存在。磐田は今季リーグで2番目に少ない35得点と得点力不足に悩まされてきた中、復帰は大きい。

 川崎F戦ではMF中村が5試合ぶり、チーム最多11得点のFW川又も3試合ぶり先発。3月に右膝に全治6カ月のケガをしたMFムサエフも11月のFC東京戦で復帰した。名波監督は今季「飛車、角、金、銀抜き」と6位と躍進した昨季主力の度重なる離脱を嘆いてきたが、ようやく陣容が整った。

 川崎F戦後、MF中村は「ラストチャンスを生かさないといけない。ジュビロの意地を見せたい」と決意をにじませた。本拠で来季J1の舞台を譲るつもりはない。

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2018年12月8日のニュース