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森島氏、C大阪新社長就任へ 元JのOB就任はクラブ初

[ 2018年12月7日 05:30 ]

森島寛晃氏
Photo By スポニチ

 C大阪の新社長として、クラブOBで元日本代表の森島寛晃氏(46)が就任することが6日、分かった。15年からクラブトップに就任した玉田稔社長(65)が今季限りで退任する中、後任人事に着手。複数の関係者によると、オーナーサイドの意見などを取り入れ、現在はフットボールオペレーショングループ部長を務める森島氏に託すことになったという。近日中にも正式に決定する。

 森島氏は91年に東海大一高(現東海大静岡翔洋高)からC大阪の前身であるヤンマーサッカー部に入団した。早くから中心選手として活躍。“モリシ”の愛称で親しまれ、身につけた背番号8はクラブのエースナンバーとなった。日本代表としても、98年と02年のW杯に出場。02年日韓大会では、C大阪の本拠地である長居スタジアム(現ヤンマースタジアム長居)で行われたグループリーグ第3戦チュニジア戦でゴールを決め、日本中に歓喜を呼び込んだ。

 首の痛みなどにより08年シーズン限りで現役を引退。翌年からはC大阪のアンバサダーを務め、クラブの顔として幅広く活動した。16年からは強化部門の職務を担い、昨年からフットボールオペレーショングループ部長に就いていた。

 元JリーガーのOB選手が社長に就任するのは、クラブ史上初めて。昨年は2冠を達成しながら、今季は無冠に終わったC大阪にとって「森島新社長」は巻き返しへの第一歩となる。その手腕に注目が集まる。

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2018年12月7日のニュース