Ｊ１で４位躍進の札幌が３９歳稲本ら一挙８選手と契約満了を発表　河合、菊地も…

　１日に終了した明治安田生命Ｊ１リーグで４位に躍進した札幌は２日、日本代表として３度のワールドカップ（Ｗ杯）に出場したＭＦ稲本潤一（３９）ら８選手と来季の契約を更新しないと発表した。稲本以外に契約非更新となったのはＤＦ河合竜二（４０）、ＤＦ菊地直哉（３４）、ＤＦ横山知伸（３３）、ＤＦ田中雄大（３０）、ＤＦ永坂勇人（２４）、ＭＦジュリーニョ（３２）、ＦＷ内村圭宏（３４）。

　稲本は２００２年の日韓大会から０６年ドイツ大会、１０年南アフリカ大会と３大会連続でＷ杯に出場し、日韓大会では２ゴールを挙げて日本代表のベスト１６入りに貢献。Ｇ大阪から０１年にアーセナルに移籍して以降、海外チームを渡り歩き、１０年に川崎Ｆ入りしてＪリーグに復帰。１５年から札幌へ移籍し、モデルでタレントの妻・田中美保（３５）とともに札幌へ移住していた。今季はリーグ戦２試合無得点だった。

　稲本はクラブを通じて「怪我で出れていない間はチームに迷惑をかけましたが、怪我から復帰して札幌ドームに帰ってきたときの声援は一生忘れないと思います。来年は札幌ではできないですが、一ファンとしてコンサドーレを応援していきたいと思います」とコメント。今後については「まだまだ現役でやるつもりなのでどこかで会えれば声を掛けて下さい。ありがとうございました」と現役続行に意欲を見せた。