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名古屋 ドローで“絶望”から歓喜!PO覚悟も涙の残留劇

[ 2018年12月2日 05:30 ]

明治安田生命J1最終節   名古屋2―2湘南 ( 2018年12月1日    パロ瑞穂 )

<名古屋・湘南>J1残留となり、喜ぶ名古屋イレブン(撮影・椎名 航)
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 試合終了の瞬間、ジョーは頭をユニホームで覆った。途中交代して他会場の経過も追っていた玉田は「(参入プレーオフを)覚悟した」。スタジアムはざわめいていた。この時点で16位は名古屋。状況変化を感じ取ったのは、抱き合うサポーターたちからだった。

 川崎Fが逆転。ジョーはシャビエルと抱き合い、涙を流した。磐田を抜いて15位が確定した時、まるで優勝したかのようなお祭り騒ぎとなった。「最後の最後、最後の1秒で残留を決めることができた」。ジョーは安どの表情を見せた。

 残留には最低でも引き分けが必要な中、前半だけで2失点。だが幸運にも、このチームには元ブラジル代表がいた。後半22分、30分と立て続けにジョーがPKを決めて同点。ドローに持ち込んだ。

 クラブ史上最多24得点でJリーグ得点王に輝いたジョーは「凄くうれしいけど一番の目標じゃない。それはタイトルだ」と来季に目を向けた。すでに大宮MFマテウスの補強に動いており、風間監督の続投も決定。来季こそV戦線に絡む。

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