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カシマスタジアムまで都内から30分で移動可能に!?鹿島がヘリ送迎の“VIPツアー”販売へ

[ 2018年12月1日 18:53 ]

デモ飛行で新木場から搭乗し、ヘリコプターでカシマスタジアムに到着したスポンサーのメルカリ社・小泉文明社長
Photo By スポニチ

 鹿島が、来季開幕からヘリコプターによる送迎付きの観戦ツアーチケットを売り出す。J1最終節鳥栖戦が行われた1日に試験飛行を行い、スポンサーのメルカリ社・小泉文明社長を乗せたヘリコプターが東京・新木場の発着場から約25分でカシマスタジアムに到着した。

 クラブの最大のネックが首都圏からの交通アクセス。バスでは東京駅から直通でも1時間半以上かかるが、ヘリコプターなら約30分間で到着できる。ネックを解消し、VIPルームで食事を楽しみながら観戦できるプランを考案した。

 宿泊とゴルフをセットにした商品もあり、価格は1機当たり50万円から150万円(3人乗りと6人乗り)で調整中。試合前に停泊中のヘリコプターを使用し、スタジアム上空を遊覧できる、より安価なプランも検討している。

 搭乗したメルカリ社の小泉社長は「普段なかなか見ない上からの光景を見られるので、かなり満足度が高い」と話した。カシマスタジアムは海に近く、上空からの景観が美しい。「田んぼと川の自然の景色の中に、急に白いUFOみたいなものがボーンと出てくるという印象。それが近づいてくるのは、結構テンションが上がりますね」と笑顔を浮かべた。

 株式会社DHCと事業提携。クラブの担当者は「かけがえのない体験ができて、まさにプライスレス。予約待ちぐらいの状態にしたい」と話す。スタジアム駐車場内に整備したヘリポートの活用方法は様々で、今後はドクターヘリや防災ヘリの発着、試合やイベント時の空撮演出などにも対応していく予定だ。

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