Ｊ１磐田　指揮官バースデーは残留で祝う！名波監督、最終戦は「当然、勝つつもり」

４６歳の誕生日を迎えた磐田・名波監督（右）と最終戦の川崎Ｆ戦に向け調整する大久保
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　Ｊ１磐田の元日本代表・名波浩監督が２８日、４６歳の誕生日を迎えた。チームは勝ち点４１の１３位で、残留争い中。１２月１日の最終節、敵地・川崎戦は引き分け以上で残留が決定も、黒星だと１２位横浜から１６位名古屋の結果次第でＪ１残留のプレーオフにまわることになる。

　緊張感を持続した中、約２時間の練習を見守り「チームの雰囲気は降格するクラブの雰囲気ではない。条件は引き分け以上だが、当然、勝つつもりで臨む」と気を引き締めていた。

　誕生日については「サインしたサポーターの方が、４８歳で孫がいると言っていた。そういう世代になったんだと思う。子どものころ思い描いていた４６歳はもっとおっさんだったけど…。でも芝の上に立てているのは幸せなこと」と話した。

　リーグを連覇した難敵との一戦は、Ｊ１通算最多得点記録保持者の前川崎・ＦＷ大久保嘉人（３６）の「恩返し弾」にも期待がかかる。報道陣から４６本の炭酸飲料をプレゼントされた指揮官は「ここまで苦しんだけど、今まで選手と共有してきたものがある。間違いのない方向に進むから」と前を向いていた。（大木　穂高）