柏　前回降格時は圧倒的強さ見せＪ２制覇　翌年には史上初の昇格即Ｊ１優勝

＜Ｃ大阪・柏＞試合後、携帯で他会場の結果を確認する柏・鈴木（左）　（撮影・後藤　大輝）
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　明治安田生命Ｊ１リーグは２４日、各地で第３３節の９試合が行われ、柏の３度目となるＪ２降格が決まった。柏は敵地のヤンマースタジアム長居でＣ大阪と対戦し、３―０で快勝。勝ち点３６としたが、他会場で湘南、名古屋、鳥栖がそろって勝利して同４０としたため、柏は１試合を残して今季の順位がＪ２自動降格となる１７位で確定した。

　柏のＪ２降格は２０１０年以来９年ぶり３度目。過去最多のＪ２降格は湘南、札幌、京都、福岡の４度。柏はＣ大阪、甲府に続いて３度目の降格決定となった。また、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出場したチームがその年にＪ２降格するのは２０１２年のＧ大阪、２０１４年のＣ大阪に続いて３例目。

　なお、柏は前回降格した２０１０年は開幕１９試合連続で無敗を続けるなど快進撃を続け、２３勝１１分け２敗という圧倒的な強さでＪ２優勝。翌１１年にはＪリーグ史上初となる昇格１年目でのＪ１優勝を果たしている。