三好　ドバイから札幌移動「寒くて震えた」がＡＣＬ進出へ心は熱く

明治安田生命Ｊ１第３３節   札幌―磐田 （ 2018年11月24日    ヤマハ ）

Ｕ―２１日本代表として参加したＵ―２３ドバイカップから帰国し、ジョギングする札幌・三好と菅（左）
Photo By スポニチ

　札幌は２２日、札幌・宮の沢で練習を行い、Ｕ―２１日本代表としてＵ―２３ドバイカップ（アラブ首長国連邦）に参加していたＭＦ三好康児（２１）とＭＦ菅大輝（２０）が全体練習に合流した。２４日に磐田戦（ヤマハ）を控えるチームは練習後、２３日に静岡県内で練習を行うため出発。ジョギングなど軽めのメニューで汗を流した２人は即メンバー入りし、チームバスに乗り込んだ。

　前日２１日に帰札したばかり。「向こうではＴシャツで過ごしていた」と言う三好は「さすがに寒くて震えた」と苦笑い。コンディションについては「時差ぼけはないわけじゃないが、初めてじゃないので」と話し「終盤戦なので気力で乗り切りたい」と３位以内のＡＣＬ（アジアチャンピオンズリーグ）出場権獲得の正念場への強い思いを口にした。

　同カップでは２試合に先発出場もインパクトを残せなかった。三好は「個人的には得点とアシストができれば良かった」と悔やむが「悔しさをそこ（磐田戦）にぶつけたい」と気持ちは切り替わっている。

　一時は控えに回ったが、最近３試合連続先発出場中の三好が、磐田戦で鬱憤（うっぷん）を晴らす。

　▽札幌のＡＣＬ出場権獲得条件≪１勝１敗でも可能性≫　札幌が残り２節を○○の場合、２位広島が●●（最終節に直接対決）か、３位鹿島が○△以下で３位以内が確定し、出場権獲得。広島△●の場合は勝ち点で並ぶが、得失点差（１５点差）で大差をつけられているので逆転は難しい。

　札幌○△の場合は鹿島が△△以下、４位ＦＣ東京○△以下で３位での出場権獲得となる。鹿島○●で勝ち点で並んだ場合は得失点差（１０点差）の争いで厳しい状況だ。

　札幌○●以下の場合でも鹿島と８位Ｃ大阪までの５チームの結果により３位の可能性がある。