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森保J 年内ラスト戦で4発快勝 山中最速デビュー2分弾 中島は途中出場1分でゴール

[ 2018年11月20日 21:13 ]

国際親善試合   日本4―0キルギス ( 2018年11月20日    豊田ス )

<日本・キルギス>前半2分、山中は先制ゴールを決め、両手を広げ喜ぶ(撮影・椎名 航)
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 森保一監督(50)率いるサッカー日本代表(FIFAランク50位)は20日、愛知県の豊田スタジアムで行われた国際親善試合でキルギス代表(同90位)と対戦。初招集されたDF山中亮輔(25=横浜)の最速デビュー弾などで4―0と快勝し、年内ラストマッチを締めくくった。

 16強入りした今夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会後に発足した森保ジャパンは通算4勝1分け(15得点、4失点)と無傷のまま、2大会ぶり5度目の優勝を目指す来年1月のアジア杯UAE大会に臨む。

 日本は1―1で引き分けた16日のベネズエラ戦(大分銀行ドーム)から先発11人を総入れ替え。左サイドバックに入った代表初招集の山中はスタメンでの代表デビューとなった。そして迎えた前半2分、FW杉本健勇(26=C大阪)から出たボールに反応した山中がペナルティーエリア左から左足を振り抜くと、ボールは右ポストに当たってゴールネットに吸い込まれ、日本が先制。日本代表におけるこれまでの国際Aマッチ最速デビュー弾は2015年8月2日の北朝鮮戦で決めたMF武藤雄樹(浦和)の3分だったが、山中は3年3カ月ぶりに武藤の記録を1分縮めた。

 前半19分にはMF原口元気(27=ハノーバー)が自ら得た左サイドからの直接FKも決まり、日本は前半を2―0で折り返し。膠(こう)着状態だった後半27分には、後半14分に杉本に代わって途中出場していたFW大迫勇也(28=ブレーメン)が右足で叩き込むと、後半28分にはMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)が途中出場からわずか1分後に森保体制初となる代表2ゴール目を右足で決めて完勝した。

 2018年ラストマッチを快勝で飾った森保ジャパン。来年1月に開幕するアジア杯UAE大会(決勝は2月1日)では2大会ぶりの優勝を懸け、1次リーグF組でまずはトルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンと対戦する。

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