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福岡 井原監督の退任を正式発表 J1昇格果たせず「すべては自分の力不足」

[ 2018年11月19日 16:06 ]

今季限りでの退任が発表されたJ2福岡の井原監督
Photo By スポニチ

 J2福岡は19日、井原正巳監督(51)の今シーズン限りでの退任を発表した。井原監督自身から退任の申し入れがありクラブで協議した結果、本人の意思を尊重し現契約期間の満了となる今季での退任となったとした。

 井原監督は15年に監督に就任。堅守速攻をベースに初年度からJ1昇格に導くなど手腕を発揮したが、翌年J2に降格。今季は得点力不足に悩み苦戦。最終節でプレーオフ圏外の7位に転落し、試合後に「責任は取らないといけない。今年限りでチームを離れるつもりです。選手にも伝えてあります」と語っていた。

 井原監督はクラブを通じ「皆様からたくさんの力をいただいたにも関わらず、今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています。この場をお借りしてお詫び申し上げます」と謝罪。

 さらに「アビスパ福岡で監督としてのキャリアをスタートさせていただいたこと、これまでのクラブの歴史の中で一番長く指揮をとらせていただいたことはわたしにとっての誇りです。そしてアビスパを通じて多くの方々と出会えたことに心から感謝しています。アビスパ福岡での経験をもとに、さらに指導者として成長し、いつの日かまたこの大好きな福岡の地で、皆さんに恩返しできればと思っています。4年間本当にありがとうございました」と感謝した。

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2018年11月19日のニュース