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J2松本 絶対Vで昇格だ!運命の最終節へ反町監督「最高の舞台で最高の演技したい」

[ 2018年11月17日 10:12 ]

チーム一丸で優勝を目指すJ2松本の反町監督
Photo By スポニチ

 明治安田生命J2首位・松本山雅は17日、J2初優勝&J1昇格を懸け、ホームで最終節の徳島戦を迎える。反町康治監督(54)はチーム一丸となって今季これまでの積み重ねをこの一戦にぶつけるつもりだ。すでに入場券は完売し、入場者はクラブ史上初めて2万人を超える可能性もある。満員のファンの前で有終の美を飾る。

 首位で迎える最終戦。満員のサポーターが山雅の初優勝を後押しする。イレブンも期待に応えるためチーム一丸となって徳島を迎え撃つ。反町監督は「我々が41試合戦ってきた結果が、最後にお客さんを集める結果になった。戦ってきた試合を大切にするために結果を出さないといけない。持っている最大のパフォーマンスで戦う」と全力を誓った。

 最終戦を前に負傷していたGK守田やDF浦田ら6人が14日の練習から復帰。先発は微妙だが、ベンチ入りの可能性は十分にある。指揮官は「ケガ人が戻ってきたことで我々らしいトレーニングができた」と満足げ。ゲーム主将のDF橋内も「ケガ人が戻ってきて人数が増えたことでいい雰囲気で練習ができた。ここ数週間で一番いい」と話し、最高の状態で最終戦を迎える。

 昨季は勝てばJ1昇格プレーオフ(PO)進出が決まった京都との最終戦に0―1で敗れた。今季は勝てばJ2優勝&J1昇格が決まる。ファンだけでなくメディアの数も増え、注目度は大きい。すでにJ1参入PO進出は決めているが、チームの精神的支柱であるDF田中は「たくさんの人の期待を感じられることは幸せ。みんなの思いに応えるだけ。去年、一昨年はつらい思いをしている。次は決めないといけない」とJ1自動昇格を約束した。

 90分間で全てが決まる大一番。反町監督は開幕から6戦勝てず、一時は20位に沈んだことを踏まえ「下からはい上がってきた。最後も右肩上がりで終わりたい。最高の舞台で最高の演技をしたい」と2つの目標を同時に勝ち取って今季を締めくくるつもりだ。持てる力を全て出し切り、歓喜の涙を呼び込む。

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2018年11月17日のニュース