GK川口能活が涙の引退会見 ロシアW杯見て引退決断「世界で戦える日本になってきた」

[ 2018年11月14日 15:19 ]

<SC相模原・川口能活引退会見>会見の合間に感極まり涙をこらえる川口(撮影・荻原 浩人)
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 日本代表としてW杯に4度選出された、J3相模原の元日本代表GK川口能活(43)が14日、相模原市内で引退会見を行った。

 国際Aマッチ116戦に出場した“炎の守護神”は「今は感謝の気持ちしかない」と涙声で周囲への感謝を口にし、引退を決断した理由について「ロシアW杯や各カテゴリーの代表の戦いぶりを見て、僕が代表でプレーした時よりも世界で戦える日本サッカーになってきた。サッカーに違った形で貢献したいという思いが強くなった」と明かした。

 今後については「サッカーをして人生を歩んできたので、現場で指導者として自分の経験したことを伝えたい」という。もう一度サッカー人生を歩むならどのポジションを選ぶかと問われると「やっぱりキーパーです」と即答していた。

 川口は名門・清水商(現清水桜が丘)から1994年に横浜入りし、2年目に正守護神に定着して新人王を獲得。2001年10月に日本人GKとして初の欧州挑戦となるイングランド2部ポーツマスへ移籍した。その後ノアシェラン(デンマーク)を経て05年に磐田入り。9シーズンを過ごした後、J2岐阜を経て16年から相模原でプレーした。通算出場はJ1が421試合、J2が43試合、J3が42試合。

 96年にはU―23日本代表としてアトランタ五輪に出場すると、ブラジル戦では28本ものシュートを浴びながらも無失点に抑え「マイアミの奇跡」の立役者となった。W杯には日本が初出場した98年フランス大会から4大会連続でメンバー入り。国際Aマッチ出場はGK史上最多の116戦で、ライバルの楢崎正剛(42=名古屋)とともに一時代を築いた。

 12月2日のJ3第34節・鹿児島戦(相模原ギオンスタジアム)終了後に引退セレモニーを行う。

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