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冨安 九州男子が燃えるリベンジ舞台「大きなモチベーション」

[ 2018年11月13日 05:30 ]

日本代表大分合宿 ( 2018年11月12日 )

 福岡出身の日本代表DF冨安健洋(20、シントトロイデン)は、地元・九州で16日に行われるベネズエラとの一戦で、昨年行われたU―20W杯のリベンジを誓っている。

 同大会では、予選リーグを勝ち上がったものの、ラウンド16でベネズエラと対戦し、0―1で敗戦。「最後、僕のマークのところでコーナーをやられた」。苦い思い出を悔しそうに振り返った。ベネズエラはその後、大会で準Vに輝いており「勝てない相手でもなかったし、チャンスがあったのに負けてしまった。だからこそ悔しさがより一層ある」と話した。

 苦杯をなめた相手に対し訪れた、A代表でのリベンジの舞台。「ピッチに立たないと意味がない。普通の相手とは違うものがあるので、大きなモチベーションになる」と静かな闘志を燃やし「アグレッシブにプレーすることが大事。自信を持って自分を表現することが大事なポイント」とゲームへの意気込みを話した。

 また、大分での試合は、地元・九州での凱旋試合になる。「中学、高校と試合をよくしていた場所。新しい場所に来たという気はしない」と笑顔をみせ「親関係でチケットを30枚くらい取った」と、ずっと見守り続けてくれた近しい人たちも多くかけつける予定だ。

 A代表という最高の舞台で躍動する姿を大切な人たちの目に焼き付け、ベネズエラに敵を討って故郷に錦を飾ってみせる。

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2018年11月13日のニュース