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川崎F「憲剛塾」で若手育成 ピッチ内外で“仙人級”働き

[ 2018年11月11日 05:30 ]

明治安田生命J1第32節   川崎F1―2C大阪 ( 2018年11月10日    ヤンマー川崎F1―2C大阪 )

<C大阪・川崎F>“正真正銘”のシャーレを手に笑顔を見せる中村(左はチョン・ソンリョン、右はエウシーニョ)=撮影・西海健太郎
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 川崎FのMF中村は敗戦の反省も口にしつつ「去年とは別物。連覇の苦しみをはねのけた自分たちの力を評価したい」と喜んだ。種目こそ違えど、同じ松坂世代が続々と引退する中、先月38歳を迎えた司令塔は大卒J1最多出場記録を更新中。働きは今季も絶大だった。

 中でも絶大な効力を発揮したのが、培った自身の経験&知識を若手に注入する「憲剛塾」。過去も大島らの成長に一役買った“名伯楽”は、今年も大卒1年目のMF守田を数々の助言で“育成”。今夏名古屋に移籍したエドゥアルド・ネットの穴埋めに尽力したばかりか、代表レベルにまで引き上げた。

 「仙人になりたい」と話すが、その働きはまさに仙人級。改めて、チームにとって存在の大きさを見せたシーズンだった。

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2018年11月11日のニュース