×

鹿島イレブン、イランで舌鼓!専属シェフが帯同、決戦前夜の“勝負飯”はうなぎ

[ 2018年11月9日 22:36 ]

 銀ダラの西京焼きにチキンケバブ、えびのバジル風味にスパゲティ、ステーキ、ポテト、温野菜。字にするだけでおいしそうなメニューの数々は、鹿島の選手が8日に食べた夕食だ。10日にクラブ主要タイトル20冠目を懸け、イランでペルセポリスとのACL決勝第2戦に臨む鹿島。今回はクラブ史上初めて、日本代表の専属シェフで、昨季は浦和のアジア制覇にも一役買った西芳照氏がアウェーの遠征に帯同した。

 米60キログラム

 銀ダラ4キログラム

 うなぎ10キログラム

 さんま20本

 サバ10本

 塩鮭1本

 さわら3キログラム

 キムチ3キログラム

 豆腐30丁

 味噌4キログラム

 ドレッシング3種類×1リットル

 梅干し10パック

 納豆250個

 パスタ5キログラム

 ふりかけ

 のり佃煮

 なめたけ

 ニンニク醤油漬け

 これらは西シェフがイランに持ち込んだ食材。決戦前夜の9日には、日本代表で試合前夜の“勝負飯”として定番となっているうなぎが夕食で振る舞われる。

 日本からも200人以上のサポーターが駆けつける予定のアサディ・スタジアムでは、大一番への着々と準備が進んでいる。大会のレギュレーションや規定に合わせて、約10日間という急ピッチでスタジアムを改修工事中。VIP席を新設し、元々存在しなかった女性用トイレは男性用トイレの看板を外して用意、記者会見場も新たに準備された。

 試合前日にも関わらず、9日にはスタジアムの敷地外にペルセポリスのサポーターが集結。「3―0、ペルセポリス」と激しいジェスチャーで訴えてくる人がいた。街を歩けば、空港でもホテルでも、多くの人から「カシマ!!」と声を掛けられる。それほどに、現地では決勝が注目されており、鹿島アントラーズの名前が浸透している。チームも、スタジアムも、人々も、準備は万端。いよいよ決戦の火ぶたが切られる。(波多野詩菜)

続きを表示

2018年11月9日のニュース