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【中田浩二の目】山中は守備力つけば代表定着 うまさ加わり成長優磨

[ 2018年11月8日 08:34 ]

男子サッカー日本代表メンバー発表 ( 2018年11月7日 )

日本代表に選出された横浜DF山中(左)は左足のキック力が魅力
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 サイドバックの山中は攻撃力が魅力で、ドリブルと左足のミドルシュートに威力があり、FKキッカーもできる。縦への突破に加え、中に入ってプレーすることもできるので長友の代役が務まる。守備力がつけば、代表に定着できるはずだ。

 FW鈴木はゴールに向かう姿勢やポストプレーのうまさが評価されたと思う。Jリーグでも結果を出しているし大迫のバックアップにはうってつけだ。以前はボール扱いはうまくてもDFを背負うプレーはあまり得意ではなかったが、今季はしっかりできるようになった。DFから見れば仕掛けもできるし、ゴールにも絡んでくる嫌なタイプ。怖さだけでなく、うまさが加わってプレーの幅が広がり大きく成長した。

 今回、2人しか新しい選手を呼ばなかったのは、10月のウルグアイ戦で手応えがあり、ある程度チームが固まったから。香川や乾を呼ぶより、南野、中島、堂安の3人のコンビネーションの精度を上げて1月のアジア杯を戦う考えだと思う。(元日本代表DF)

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2018年11月8日のニュース