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柏 瀬川2発も痛恨の逆転負け 3連敗で17位、残留崖っ縁…

[ 2018年11月7日 05:30 ]

明治安田生命J1第32節   柏2―3鹿島 ( 2018年11月6日    三協F柏 )

<柏・鹿島>鹿島に敗れガックリの柏イレブン(撮影・西尾 大助)
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 2試合が行われ、第32節の柏―鹿島は鹿島が3―2で競り勝ち、勝ち点52で暫定3位とした。17位の柏は3連敗で同33のままとなり、J1残留が厳しくなってきた。この一戦は鹿島がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進んだため、前倒しで開催された。台風で延期されていた第28節は、名古屋がC大阪を1―0で破り、勝ち点37で暫定15位に浮上した。

 もはや崖っ縁だ。加藤監督が「絶対に勝たなきゃいけなかった」と振り返った大事な一戦で痛恨の逆転負け。順位は自動降格圏の暫定17位で、09年以来のJ2降格の足音が徐々に大きくなってきた。

 勝つチャンスがなかったわけではない。FW瀬川が前半だけで2点を奪うなど、チャンスはつくっていた。だが日本代表MF伊東が「最後の部分が足りなかった」と振り返ったように、前半終了間際と後半5分の決定機を逃すと、2―2の後半16分にバックパスのボールを奪われ決勝弾を許した。DF鈴木は「鹿島が狙っていたショートカウンターに対してリスク管理ができていなかった」と悔やんだ。

 3日の川崎F戦は3バックを採用したが機能せず。3失点の完敗で、会場にはサポーターから監督解任要求の怒号が響きわたった。しかし4バックに戻したこの日も、ACLを控え、主力を休ませた鹿島相手に3点を奪われた。

 痛恨の3連敗。残留圏の暫定15位に浮上した名古屋とは残り2試合で勝ち点4差。柏が土俵際に追い込まれた。

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2018年11月7日のニュース