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U19代表 ブラジル遠征へ 来年U20W杯前に絶好の武者修行

[ 2018年11月7日 05:30 ]

コルコバードの丘に立つキリスト像の下、U−19代表が12月のブラジル遠征で絶好の腕試しをはかる
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 U―19日本代表が12月9日からブラジル遠征を計画していることが6日、分かった。複数の関係者が明かしたもの。同代表は先月のアジア選手権(インドネシア)で4強入りし、来年のU―20W杯(ポーランド)出場を決めたばかり。今後は強化とサバイバルが本格化する中、絶好の腕試しとなる。

 17歳の久保(横浜)をはじめ、J1でも主力を務める安部(鹿島)、橋岡(浦和)ら東京五輪でも活躍が期待される世代。南米、欧州の強豪と戦う来年のW杯はまさに五輪代表、A代表への登竜門だ。遠征では南米のU―19代表やクラブチームとの対戦が予想され、仮想W杯となる。

 連覇を逃したアジア選手権では準決勝のサウジアラビア戦で0―2と完敗。システムの変更、大幅なメンバー入れ替えもはね返された。影山監督は「頭をぶん殴られたみたい。半年後、もっともっと力強い姿になれるように努力したい」と話した。南米という世界で最も厳しい環境での再出発だ。

 同代表は9月にメキシコ遠征を経験。U―19メキシコ代表、同ブラジル代表、名門クラブ・アメリカとも対戦した。影山監督は「タフなゲームができた。その中でしか見えてこないものがあった」と振り返る。来夏のU―20W杯で勝つため、2年後の東京五輪で輝くため、若き侍が武者修行の旅に出る。

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2018年11月7日のニュース