電撃辞任の楠瀬監督 前回U―17女子W杯では準優勝…若手育成でも手腕

[ 2018年11月1日 16:47 ]

 日本サッカー協会は1日、U―17女子W杯(13日開幕、ウルグアイ)に臨む日本代表の監督を交代すると発表した。楠瀬直木監督(54)の日本協会の女性職員に対する不適切な行為が認められ、10月31日付けで辞任の申し出を受理。この日、同代表は福島で合宿をスタートしたが、U―18女子日本代表の池田太監督(48)が監督を代行し、U―17女子W杯の指揮を執る。

 楠瀬氏は東京Vユース監督時代の2010、11年にMF小林祐希(現ヘーレンフェイン)らを擁して日本クラブユース選手権2連覇を達成。12年から当時JFLだった町田ゼルビア(現J2)入りし、強化責任者やユース監督などを歴任した。12年にはアルディレス監督(当時)、13年には秋田豊監督(当時)の退任を受け監督代行として指揮を執った経験もあり、14年には東京都国体選抜(成年)監督も務めた。

 15年2月に町田から出向する形でU―16女子日本代表監督に就任し、翌16年のU―17女子W杯ヨルダン大会ではチームを準優勝へと導いた。先月25日に行われたウルグアイ大会のメンバー発表会見では約380人のリストアップから21人を選出。「とにかく一戦、一戦、集中してやっていきたい」と日本の2大会ぶり2度目の優勝に意欲を見せていた。

 U―17女子日本代表は13日にW杯1次リーグ初戦となるブラジル戦を控えており、16日に南アフリカ、20日にメキシコと対戦する。

 ◇楠瀬 直木(くすのせ・なおき)1964年(昭39)4月17日生まれ、東京都出身の54歳。帝京高時代に全国高校総体優勝を経験し、法政大を経て読売クラブ、本田技研で主にDFとしてプレー。現役引退後は栃木県のヴェルディSS小山でジュニアユース監督を務めるなど少年サッカーの普及・育成に尽力し、その後、白鴎大、国学院栃木高でコーチを歴任した。東京Vユース監督を2年間務めた2010、11年には日本クラブユース選手権で2連覇を達成。12年から当時JFLだった町田ゼルビア(現J2)のアカデミーダイレクター兼ユース監督に就任した。実兄は1991年にヒットした「ほっとけないよ」で知られる歌手・楠瀬誠志郎(57)。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2018年11月1日のニュース