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U19 2大会連続W杯決めた!“完全アウェー”で2―0勝利 アジア選手権4強入り

[ 2018年10月28日 23:25 ]

U―19アジア選手権   日本2―0インドネシア ( 2018年10月28日    インドネシア )

U―19日本代表の影山監督
Photo By スポニチ

 U―19アジア選手権に出場している日本代表は28日、準々決勝で開催国のインドネシアと対戦。 勝てば来年のU―20W杯ポーランド大会出場が決まる大一番。1次リーグ3戦全勝と勢いに乗る日本は前半40分にDF東俊希(18=広島ユース)が強烈ミドルで先制点を奪うと、後半25分にはFW宮代大聖(18=川崎F・U―18)が追加点。2―0でインドネシアを下し、2大会連続10回目のW杯出場を決めた。

 6万人を超える母国サポーターが詰め掛ける“完全アウェー”の状況のなか試合に臨んだ日本は前半15分、MF藤本寛也(19=東京V)が負傷。そのまま担架で運び出されるアクデント。代わりにFW斉藤光毅(17=横浜FCユース)が投入された。

 自陣に引いて守るインドネシアの守備網をなかなか破れずにいた日本だったが同40分、左SBの東がペナルティエリア手前中央25メートル付近でボールを受けると左足を一閃。鋭い弾道でゴール右上隅に突き刺さした。

 強い雨が降り出すなか後半がスタート。日本が攻め込まれる場面も増えだし同23分にはペナルティエリア手前でFKのピンチ。MFラムダニに直接狙われるもGK谷晃生(17=G大阪)が右手一本で辛うじて弾き出した。

 すると今度は日本にチャンス到来。FW久保建英(17=横浜)がFW宮代とのパス交換から右サイドを突破。ドリブルでペナルティエリア内に切り込み中央へグラウンダーのクロス。このボールに走り込んだ宮代が合わせを追加点を奪った。

 このまま日本が逃げ切りに成功。準決勝に進出した日本は11月1日にサウジアラビア―オーストラリアの勝者と対戦する。

▽U―19アジア選手権 原則として2年に1度開催。1次リーグは16カ国が4組に分かれて戦い、各組の上位2カ国が決勝トーナメントに進出する。日本は16年大会で悲願の初優勝。現在はA代表でも活躍するMF堂安(フローニンゲン)、DF冨安(シントトロイデン)らが中心を担った。

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2018年10月28日のニュース