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”森崎ツインズ”兄・和幸が現役引退 広島ひと筋37歳 ”オバトレ”乗り越え3度V

[ 2018年10月27日 13:40 ]

今季限りで現役を引退すると発表した広島MF森崎和幸
Photo By スポニチ

 J1の広島は27日、MF森崎和幸(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。11月24日の名古屋戦(Eスタ)終了後に引退セレモニーを行う。

 広島県出身の森崎は広島ユースに所属していた1999年にJリーグデビューを果たし、翌2000年に正式にトップチームへ昇格し、同年の新人王に輝くなど2016年限りで引退した双子の弟・浩司氏(37=現広島アンバサダー)とともに”森崎ツインズ”として活躍。09年にはオーバートレーニング症候群に見舞われたが、病を乗り越えて森保一監督(50=現日本代表監督)のもと3度のリーグ優勝に貢献した。ここまでリーグ戦通算でJ1が427試合19得点、J2が74試合3得点。

 森崎はクラブを通じてコメントを発表。「僕はサンフレッチェ広島に入団させてもらった時から、このクラブ一筋でプレーすることしか考えていませんでした。引退するのも『サンフレッチェ広島』という強いこだわりがある中、まずその思いが実現できたことを幸せに思っています」とクラブへの思いを強調し、「歓喜に満ち溢れた3度のJ1優勝はもちろんのこと、悔しさを味わった2度のJ2降格、自分自身の体調不良による離脱など、喜びだけでなく、苦しい時期もたくさんありました。それでも何度も這い上がってこられたのは、やはりファン・サポーターの皆さんがどんな時も常にそばにいてくれたからです。いろんな想いを一緒に共有できたことは、僕のサッカー人生における大切な宝物になりました」と感謝した。

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2018年10月27日のニュース