「湘南に歴史をひとつ作れた」“東京五輪世代”２０歳・杉岡がＶ弾！ＭＶＰにも輝く

ＹＢＣルヴァン杯決勝   湘南１―０横浜 （ 2018年10月27日    埼玉 ）

＜湘南・横浜＞前半、ゴールを決め喜ぶ湘南・杉岡（左から２人目）（撮影・西海健太郎）
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　ＪリーグのＹＢＣルヴァン杯は２７日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、クラブ史上初めて決勝に駒を進めた湘南が１―０で横浜を下し、初優勝を果たした。東京五輪世代のＵ―２１日本代表ＭＦ杉岡大暉（２０）が前半３６分に左足でスーパーミドルを決めて決勝点。平塚時代の１９９４年度天皇杯以来２４年ぶりとなるタイトルでクラブ創設５０周年のメモリアルイヤーを飾った。

　自らの決勝ゴールでチームにタイトルをもたらした杉岡は「もう本当に…めちゃくちゃうれしいです」と第一声。「あんまりそれまでいけてなかったんで、自分の中で勢いをつけようと思って打ってみたら、いいコースにいったんで良かったです」とペナルティーエリア手前中央から思い切って打ったミドルシュートの瞬間を振り返った。

　「チーム全体で、サポーターも含めて守った１点だと思います」。黄緑色に染まったサポーターにも感謝の言葉を捧げた杉岡は「湘南に歴史をひとつ作れたっていうのは本当にうれしいです」と感慨深げ。ＭＶＰにも選ばれ、「最高です！すごく最高です！」とサポーターに向かって声を張り上げた。