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横浜“因縁”埼スタでリベンジ 元日天皇杯決勝で涙…新しい攻撃的サッカー貫く!

[ 2018年10月27日 05:30 ]

ルヴァン杯決勝   横浜―湘南 ( 2018年10月27日    埼玉 )

お互いの健闘を誓い合う湘南・秋元(左)と横浜・扇原(撮影・森沢裕)
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 YBCルヴァン杯は27日、埼玉スタジアムで決勝が行われる。01年以来17年ぶりの大会制覇を狙う横浜と大会初優勝を目指す湘南が激突する。26日は両チームが公式会見と公式練習。横浜は元日に同じ埼玉スタジアムで行われた天皇杯決勝でタイトルを逃しており、今年2度目のファイナルで“リベンジ”を果たす。

 涙をのんだ元日から299日。横浜にリベンジの機会が訪れた。公式練習を終えたMF天野は「ここで悔しさを晴らしたい思いは強い」と表情を引き締めた。

 天皇杯決勝では埼玉スタジアムでC大阪に敗れ、タイトルを逃した。その後、ポステコグルー監督が就任し、チームは伝統の守備的スタイルから攻撃的に転換。新スタイルの浸透に時間がかかったことで結果が伴わない時期もあったが、指揮官は決して守備的な戦術を採用せず、愚直なまでに攻撃的サッカーを貫くことを選手に求めた。「ぶれずにやり続けたことが今につながっている」(天野)と7月のリーグ再開後からは成績も上向きはじめた。

 湘南とは4月のリーグ戦で4―4の打ち合いを演じた。豊富な運動量を生かした前線からの激しいプレスに鋭いカウンターは脅威だが、「マリノスのスタイルを貫いて勝たないと意味がない」とGK飯倉。13年天皇杯以来となる主要タイトルへ、引くつもりはない。

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