久保から２発！イラクに圧勝　Ｕ―１９代表１次リーグ１位通過

Ｕ―１９アジア選手権   日本５―０イラク （ 2018年10月25日    ボゴール ）

　１次リーグ第３戦が行われ、Ｂ組の日本はイラクを５―０で下して３連勝とし、１位通過した。来年５月にポーランドで開かれるＵ―２０Ｗ杯の出場権を懸けて、２８日の準々決勝でＡ組２位の地元インドネシアと対戦する。

　２２日の第２戦タイ戦から先発を１０人入れ替え、ＧＫ大迫ら４人は今大会初出場。それでも影山監督が「立ち上がりから集中していた」と話すように、同大会で５回の優勝を誇る強豪相手に開始直後からチャンスをつくり続けた。その中で口火を切る先制弾をアシストしたのは、やはりＦＷ久保だった。前半１０分、ペナルティーエリア内深くまで切り込んでラストパス。さらに２７分には折り返しに走り込んで相手ＤＦを引きつけ、絶妙なスルーで追加点をお膳立てした。

　次戦に勝てば２大会連続で世界への扉が開く。１次リーグ３試合とも快勝したが、指揮官は「まだ何も成し遂げていない」と表情を崩さず、２得点のＦＷ原も「次で勝たなければ意味がない」とかぶとの緒を締めた。