Ｇ大阪　後半出場のＧＫ林瑞希が逆転勝利に貢献「今回は落ち着いてやれました」

明治安田生命Ｊ１第３０節第１日   Ｇ大阪２―１横浜 （ 2018年10月20日    パナスタ ）

　スクランブル出場はお任せあれ？前半早々に右膝内側靱帯を痛めたＧ大阪の日本代表ＧＫ東口に代わり、ＧＫ林瑞希（２２）が後半開始から出場。しっかり無失点で終え、チームの逆転勝利に貢献した。

　「前半１０分くらいで出場する雰囲気があったけど、東口さんが前半はプレーしてくれた。このような出場は今年２回目で、前はバタバタしたけど今回は落ち着いてやれました」

　１度目は４月２１日のＣ大阪戦。東口が顔面骨折で前半１６分に退場した。途中出場の機会が少ないＧＫにとっては難しいシチュエーションだったが、好セーブも見せて無失点勝利を演出。そして今回も無失点に抑えることができ「自分が出場して逆転できたのは良かった」と喜んだ。

　個人的にはリベンジの舞台でもあった。「結果的に、あの０―４があって、きょうに繋がったと思う」。９月のルヴァン杯では第１戦目でスタメン出場したが４失点。第２戦目はベンチになった。悔しい経験は大きな糧となった。東口という日本代表守護神の存在感は絶大。だが頼もしい第２ＧＫが控えているのも、現在のＧ大阪の強さの一つだ。