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G大阪 リーグ6連勝逆転勝ち 宮本監督 後半勝負プランがズバリ

[ 2018年10月20日 20:04 ]

明治安田生命J1第30節第1日   G大阪2―1横浜 ( 2018年10月20日    パナスタ )

試合を見つめるG大阪・宮本監督 (撮影・奥 調)
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 かつて日本代表の頭脳派主将とうたわれた宮本恒靖監督(41)“らしさ”が詰まった90分間だった。試合開始は9月15日・神戸戦以来の3バックシステム。1点ビハインドの後半開始からは4―4―2システムに戻して、リーグ6連勝となる逆転勝ちを収めた。

 「相手の良さ、特徴を消して、スコアをキープしながら後半勝負というプランでした」

 横浜にはルヴァン杯準々決勝でコテンパンにやられた。同杯では第1戦目も第2戦目も前半45分間だけで2点リードを許し、ペースを握れず。その苦い経験は蓄積されていた。選手には「0―0、0―1でもOK」と話し、前半45分間は8人で専守防衛。粘り強く守ると、後半からはチームトップスコアラーの韓国代表FW黄義助やFWアデミウソンを次々と投入して、リスクを冒して攻め込んだ。

 「苦労したけど、勝てて良かった」と指揮官は安堵の表情。そして「6連勝は良い数字だけど、一つ一つ積み上げたい」と14年以来4年ぶりの7連勝へと意気込んだ。

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2018年10月20日のニュース