×

神戸 イニエスタ欠場漏えい問題でDF高橋峻希に謹慎1カ月処分 知人にLINEで伝える

[ 2018年10月12日 14:03 ]

 神戸は12日、DF高橋峻希(28)に対して謹慎1カ月の処分を決定したことを発表した。9月23日のアウェー浦和戦のメンバー発表前に、連絡を取り合った知人のツイッターにより元スペイン代表MFイニエスタが出場しないことが公に。情報が漏えいした疑いがあったことから、本人は自宅謹慎となり、外部弁護士によって調査が進められていた。

 調査の結果、当日の試合を観戦することを予定していた高橋の知人からLINEを経由して、9月23日の午後2時4分頃にイニエスタ選手の出場の有無について問われた。それに対して高橋は、午後2時16分頃に「出ないよ!」とイニエスタ選手が出場しない旨、同じくLINEを経由して返答していた事実が認められた。

 高橋自身に不正の意図はなく、情報漏えいもJ1リーグ第17節を対象とするtotoの販売期間終了後に発生したものだった。だが、クラブとしては今回の事態を重く受け止め、日本サッカー協会選手契約書第3条〔禁止事項〕に抵触する違反行為に該当すると判断。高橋を1カ月間(9月24日から10月23日まで)の謹慎処分とする決定に至った。

 神戸は再発防止に向けて、クラブハウスにおける情報管理ルールの掲示、強化部から所属選手に対するチーム情報の取扱い及びSNSの利用に関する指導、外部講師を招いてのSNS運用に関する勉強会の実施を行っていくことも発表した。

続きを表示

2018年10月12日のニュース