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長友 若手の“ギラギラ”失わせない「整えるのが役割」率先して新旧バランス取る

[ 2018年10月11日 20:17 ]

日本代表合宿で笑顔を見せる(左から)長友、大迫、槙野(撮影・西尾 大助)
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 日本代表のDF長友佑都(32=ガラタサライ)は、若手の“ギラギラ”を失わさない役目を担う。18年W杯ロシア大会のメンバーも融合した今合宿。ともに一時代を築き上げた本田、長谷部、川島らの名前がメンバーから消えた。その中で22年カタール大会も目指すことを公言する長友は、今代表について「雰囲気が少し変わりました」と切り出すと、「(以前は)キャラ濃いのがたくさんいた。(本田)圭佑みたいにキャラが濃くて、僕も熱い話を圭佑と一緒にしてましたけど、宇宙の話や、生きる意味など…(笑)」と若干の“ケイスケロス”を示唆しながら「若手にいきなりすると、引かれると思うので、距離感測っています」と周囲の笑いを誘った。

 それでも、堂安ら若い選手が多く出場した9月11日のコスタリカ戦の印象を「若い選手が違った代表を見せてくれた。僕たちが若い頃、出てきたばかりでギラギラしていたような、何も恐れないようなプレーを見せてくれたので、僕も原点に帰れた気がした」と自らが同じ立場だった約10年前と重ねながら語り、その上でベテランとなった今は「ただギラギラだけでは戦えないので、そこを整えるのが麻也だったり僕らの役割。勢いだけは勝てない。W杯を見ての通り、インテリジェンスがないと戦えない。経験を伝えたい」と強調。若手の良さを引き続き引き出しつつも、チームの勝利のために自ら率先してバランスを図る役割を担うことを誓った。

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2018年10月11日のニュース