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川崎F 鹿島とスコアレスドロー 連覇へ勝ち点1積み上げる

[ 2018年10月7日 16:55 ]

明治安田生命J1第29節   川崎F0-0鹿島 ( 2018年10月7日    カシマ )

 リーグ連覇を狙う川崎Fがライバル相手に引き分け、勝ち点1を積み上げた。7日にアウェーで鹿島と対戦。3万1798人の観客が見守る中、前半8分にいきなりビッグチャンスを得た。

 DFエウシーニョからのグラウンダーの右クロスをニアで小林が右足で合わせた。それでもシュートは左ポストに嫌われ、同30分には小林が自ら得たPKをクォン・スンテに止められた。それでも阿部が警告2枚で後半ロスタイムに退場処分を受けるなど鹿島の猛攻を受けた中で、守備陣も最後まで絶えて引き分けに持ち込み、鬼木監督は「結果として勝っても負けてもどっちに転んでもおかしくない試合だった。(終盤に反撃され)負ける可能性もあった中、勝ち点1を拾えたことはポジティブに捉えたい」と振り返った。

 チームは9月29日のアウェー長崎戦に勝ち、広島と勝ち点で並び得失点差で第4節終了時以来となる首位に立った。今節は前日に試合を終えた広島がホームで柏に敗戦。川崎Fは勝って勝ち点3は得られなかったが、ドローによる勝ち点1を積み上げ、リーグ連覇に前進した。20日のホーム神戸戦は累積警告のMF守田、さらに鹿島戦で退場処分を受けたMF阿部が出場停止となるが「それがリーグ戦」と中村。終盤に立て続けにあった鹿島のセットプレーに屈せず、最低限の勝ち点1を奪った試合を背番号14は「今までだったらスキを見せてやられていた。僕はそういう歴史を見てきている。タフな戦いの中でしっかり勝ち点1を取れた」と、前向きに振り返った。

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2018年10月7日のニュース