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G大阪・宮本監督 ダービー勝利に高揚隠せず?アシスト選手間違えた…

[ 2018年10月6日 18:02 ]

明治安田生命J1第29節第2日   G大阪1―0C大阪 ( 2018年10月6日    ヤンマー )

<C大阪・G大阪>勝利を挙げたイレブンを出迎える宮本監督(撮影・井垣 忠夫)
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 両の手をグッと握り締めた。トップチームの指揮官就任後初の大阪ダービー。見事な完封勝ちで12年ぶりのアウェー勝利を手にしたG大阪の宮本恒靖監督(41)も格別な一勝を喜んだ。

 「選手の気迫が違ったし、プライドも感じた。サポーターの応援も含めて特別だな、と。そこを考えつつ、でも冷静に戦況を見つめながら戦えた」大阪ダービーを前に、今週1週間はあえてダービーを意識させることなく準備を進めた。「僕が何か言うのは最後で良い」と話した通り、試合前ミーティングでは「アウェーで勝利することに意味がある。6000人の(G大阪)サポーターを笑顔で帰らせてあげよう」と最後の最後にスパイスを効かせたゲキでチームの士気を最高潮に持っていった。

 ただFWアデミウソンの決勝点をアシストしたのはMF倉田秋だったが「ヤットも(相手の裏のスペースを)狙いとして持っていて、そこから得点が生まれた」とMF遠藤保仁と“勘違い”するなど、指揮官にとっても100%「冷静に」は難しい一戦だったようだ。それでも最後は「まだ残留争いをしてるので、一つ一つ勝利していきたい」とクールに決めた。

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2018年10月6日のニュース