×

鹿島“伝道者”内田、大岩監督とACL獲る!9年ぶり共演に気合

[ 2018年10月3日 05:30 ]

アジア・チャンピオンズリーグ準決勝東地区・第1戦   鹿島―水原(韓国) ( 2018年10月3日    カシマ )

練習で明るい表情の(左から)三竿健、内田、鈴木、中村(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 鹿島は3日、ホームでACL準決勝第1戦・水原(韓国)戦に臨む。前日会見に出席したDF内田篤人(30)は、悲願のACL制覇に向け、悲壮な決意を口にした。現在、公式戦は6連勝中。1次リーグでも同組だった水原相手に、まずは先勝を目指す。 ACL決勝T日程・結果

 悲願のタイトルへ、歴史を知る内田が“伝道者”となる。相手は1次リーグも同組で、1勝1敗の痛み分けだった水原。大一番へ向け「うちのチームは(通訳含め)3人の韓国人がいるので、彼らのためにも絶対に負けたくない」と意気込んだ。

 水原とは縁がある。会見中、内田はいきなり「CK、覚えています」と隣の大岩監督に語りかけた。さかのぼること9年前の09年。元日本代表DFだった現役時代の指揮官が、CKからACLで唯一の得点を決めた相手が水原だった。しかし、ACLの戴冠とは当時から無縁。何度もアジアの壁にはね返される悔しさを一緒に味わってきた。

 ドイツから7年半ぶりに鹿島に復帰した今季は、監督、選手としてともにタイトルへまい進。「タイトルを獲るために戻ってきたと思っている。今のメンバーを見れば、それができる選手がそろっている」。勝てば公式戦7連勝。未到のタイトルへの追い上げを、内田が支える。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月3日のニュース