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札幌 早坂&兵藤、今季初ゴールも12年ぶり8強ならず…

[ 2018年9月27日 05:30 ]

天皇杯4回戦   札幌2―4磐田 ( 2018年9月26日    ヤマハ )

降りしきる雨の中、悔しそうな札幌の選手たち
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 コンサドーレ札幌は26日、天皇杯4回戦で磐田とヤマハスタジアムで対戦。2―4で敗れ、06年以来12年ぶりとなる準々決勝進出はならなかった。

 降りしきる雨の中、選手たちは悔しさをにじませた。前半22分に右足首を痛めたFW内村に代わって途中出場したMF小野伸二(39)は言った。「勝って次のステージに上がりたかった。2点を取れたのは明るい材料だが…」。北海道胆振東部地震後、リーグ戦を含めて公式戦3連敗に唇をかんだ。

 意地は見せた。前半11分にMF早坂の今季初ゴールで追いつき、再びリードを許した後半24分。小野の絶妙なクロスからMF兵藤慎剛(33)が頭で合わせた。だが、その後は同27分のオウンゴールに続き、同31分には相手MF荒木に豪快なミドルを決められ、力尽きた。兵藤は「勝ち越し点を取れない厳しい展開になってしまった。まだまだ課題は多い」と自身の今季初ゴールにも笑顔はなかった。

 天皇杯は敗退したが、リーグ戦が残る。ペトロヴィッチ監督(60)は言った。「選手は勇気を持って戦った。今季はリーグ戦に絞られ、ACLを狙える位置にいる」。中2日で迎える29日のリーグ戦(対鳥栖、札幌ドーム)に全力を注ぐ。 (武田 政樹)

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2018年9月27日のニュース