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マンUモウリーニョ監督 ポグバの第2主将の座を剥奪 戦術批判を問題視

[ 2018年9月26日 19:34 ]

 マンチェスターUのジョゼ・モウリーニョ監督(55)が、フランス代表MFポール・ポグバ(25)から第2主将の座を剥奪したと英衛星放送スカイ・スポーツを含む複数の英メディアが25日に報じた。

 ポグバは22日に行われ1―1で引き分けたウォルバーハンプトン戦後に「ホームでは攻めて、攻めて、攻めまくるべきだ。それがオールド・トラフォードだ。ホームの試合では、俺らは攻めるためにここにいる」とモウリーニョ監督の守備的な戦術を批判していた。

 報道によるとこの発言を受け、モウリーニョ監督はポグバから第2主将の座を剥奪したという。主将を務めるエクアドル代表DFアントニオ・バレンシア(33)の不在時には、ここまでポグバが3試合でゲームキャプテンを務めてきたが、モウリーニョ監督は発言を問題視したとしている。また、英紙デーリー・メールは、ポグバがスペイン1部バルセロナへの移籍希望をモウリーニョ監督に直訴したため、第2主将の座を剥奪したと報じた。

 モウリーニョ監督は25日に行われた2部ダービーとのリーグ杯3回戦の試合前、「ポグバにセカンドキャプテンを務めさせない決断をした。事実はそれだけだ。これは仲違いというわけではない。彼と問題はない。わたしは監督で、このような決断を下す立場にある。その理由を説明する必要はない」と話した。試合は後半22分にマンチェスターUのアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロ(31)が退場となり、2―2でPK戦に突入。マンチェスターUが7―8でPK戦に敗れた。

 モウリーニョ監督の発言を受け、デーリー・ミラー紙はマンチェスターUがポグバの移籍金を2億ポンド(約297億円)に設定したと報道。移籍先としてバルセロナのほか、パリSG、古巣のユベントスの名前を挙げている。

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2018年9月26日のニュース