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札幌 道民へ勝利届ける!地震後初のホーム戦へ準備整った

[ 2018年9月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第27節   札幌―鹿島 ( 2018年9月23日    札幌ド )

9月14日、北海道胆振東部地震後初のゲームで掲げられた横断幕(撮影・青木一平)
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 今度こそ道民へ勝利を――。札幌は22日、札幌・宮の沢で最終調整を行い、23日の鹿島戦に備えた。北海道胆振東部地震後初戦となった前節15日の川崎F戦ではクラブワーストタイの7失点で完敗。地震後初のホーム戦では必ず2試合ぶりの白星を届ける覚悟だ。

 「勝利することで(道民に)喜んでもらいたい、元気と勇気を持ってもらいたいというのは常に持っている」。ペトロヴィッチ監督は言葉に力を込めた。アウェーの川崎F戦では被災地へ勝利を届けられず、試合後のショックも大きかった。それでも「大敗の後の試合だが、しっかり切り替えて試合の準備ができた」という。震災から約2週間がたち、札幌市内は通常の生活に戻りつつある。前回よりも確実に精神的な負担も減り、肉体的な準備は整った。

 「明日(23日)はシーズンの中でも鍵になるゲーム」。勝てばACL圏内の3位浮上の可能性があり、ペトロヴィッチ監督は必勝を高らかに掲げた。

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