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C大阪・柿谷“ラストキンチョウ”「良い形で締めくくることができれば」

[ 2018年9月14日 07:26 ]

磐田戦に向けて調整する柿谷(奥)
Photo By スポニチ

 C大阪のFW柿谷曜一朗(28)が“ラストキンチョウ”を勝利で飾る。きょう14日の磐田戦に向けて、13日に大阪市此花区で最終調整。1トップか2トップの一角で先発出場が濃厚な背番号8は、ポゼッションゲームやシュート練習などで精力的に汗を流した。

 10年8月から本拠地として使用してきたキンチョウスタジアムは、今季終了後から約2シーズンにわたる改修工事に入るため、この一戦がJ1では改修前ラストマッチとなる。J2徳島から復帰した12年シーズンから慣れ親しんできた柿谷は「なくなるわけじゃないんで…」と話しつつ「2年ぐらいできなくなるから寂しいけど、良い形で締めくくることができれば」と抱負を語った。

 思い出に残る試合を問われると、2つを挙げた。「バーゼルに行く前の最後だったり(徳島からC大阪に復帰して)ナビスコ杯で決めた試合だったり。(ゴールを)たくさん決められたことは思い出になっている」。スイス1部バーゼルへ移籍する前の最終戦となった14年7月15日の川崎F戦。C大阪に復帰し、初めてホームで得点を奪った12年6月6日の川崎F戦。いずれも記憶に残っている。

 強く意識する先輩、磐田のFW大久保嘉人とのマッチアップも心待ちにしてきた。「嘉人さんのまた違う姿を見られるしね。最後はセレッソが勝てるようにしたい」。しばらくの別れとなるスタジアムで、サポーターに白星を届ける。

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2018年9月14日のニュース